2005-03-02 第162回国会 参議院 経済・産業・雇用に関する調査会 第4号
五年間以降になりますと、やはりある程度選別教育に入ります。これはやはり我々も投資をしますんで、やはりそれだけの情熱を持って自己育成を考えている人たち、やっぱりこういう人たちを教育してもっと伸びていただこうと、こういうことですので、なかなか一企業で若者をどうするかという教育はちょっと難しい。
五年間以降になりますと、やはりある程度選別教育に入ります。これはやはり我々も投資をしますんで、やはりそれだけの情熱を持って自己育成を考えている人たち、やっぱりこういう人たちを教育してもっと伸びていただこうと、こういうことですので、なかなか一企業で若者をどうするかという教育はちょっと難しい。
その意味では、これはことしの春でしたかも取り上げたのですが、工業高校であるとか学校教育における情報産業部門、まあ選別教育はもちろん私たちは否定をしますし、国の統制下におけるそれはいけないと思うのですが、やはり未来の社会のニーズにこたえていく人材の育成というのはあってしかるべきだと思うのですね。 その面をもっと第三次の中では入れるべきだということと、今、北部にも大学設置の問題が出ております。
さらに、義務教育の中学校の段階から教科の選択制を大幅に広げて差別、選別教育を強化していくというこの問題などは戦前でもなかったことですね、義務教育からこういう方向をとるということは。
特に最近では、今日の学歴社会、偏差値教育の蔓延を憂慮され、選別教育から自由な伸び伸びとした教育への転換という問題に強い関心をお持ちでありました。また、何らかの理由から義務教育を受けることのできなかった不幸な人々のための夜間中学校にも強い関心を持たれ、その方面の資料収集にも熱意を持たれておられたとも聞いております。
○前島英三郎君 今の総理のお話ですと非常に一般論的になってしまうんですけれども、私が申し上げたいのは、つまり一〇〇%の子供たちがいて、その中に障害児が一%として、九九%の子供たちのためにその一%をやっぱり疎外していく、それが今の一つの障害児選別教育の中にあるわけですね。健康な子供は校区の近い学校で学ぶのに、障害を持った子供は遠くの学校へ現実は行かなければならないわけです。
○前島英三郎君 実は、私はこういう意味でのベルトコンベヤー式選別教育、教育工場、私は一つの子供たちの差別に対する意識のこの現実に直面しまして、この問題だけでも私は二時間や三時間じゃ足りない。きょうは、とりあえずイントロだけを振っておきまして、次回に私は引き続いて……。この問題一つを取り上げましても、これは重要な障害者に対する差別と文部省の挑戦だと私は思うんです。
つまり選別教育をやっておる場合には、マンモス学校でもわりに問題が出ないわけですね、その観点から見れば。全部の子供を、学習指導要領であなた方が書いたところに全員を到達させるという到達主義をとったら、五十人か四十人というのは、これは大変な問題になってくると思うわけなんですね。
これはやっぱり英才教育を選別教育的な立場で理解されているのではないかという疑問を強くするわけであります。むしろ、私は総理大臣や文部大臣が、いま戦後の教育について反省をすべき時期に到達していると思われるならば、それは教育基本法の三条に定める「(教育の機会均等)」というのが、正しい意味ですべての青少年に対して保障されておらない。
そして英才教育というのは、決して選別主義や、差別主義に立つ教育を志向するものではない、こういうことを言われているのでありますが、私が言いましたように、英才教育という言葉の持つ意味は、本来はこれは選別教育を意味するものだと私は思っております。
総理の口から突然英才教育という言葉が出たものでございますから、いま久保委員か御指摘になりましたような、昔言われた選別教育的な英才教育のことをおっしゃっているのならば大変だと思って、私は総理にお目にかかったわけでございます。国政全般を総括する総理が、教育問題について積極的な関心を示して意見を述べられることは、私は大変ありがたいことだと考えております。
それから、この選別教育に伴う非行少年の発生と若年化、これはこれらのいわゆる知力の方から来るばかりでなく、体力の問題の劣悪化と申しますか、心身ともにむしばまれるという状況と非行少年の発生とこれは社会的にも医学的にも関連があるんだというようなことも示唆をしておるわけですね。
このような貧弱な教育諸条件の上に、財界の要求する労働力養成のための差別と選別教育の強引な推進は、いま何を生み出しているでしょうか。全国教育研究所連盟の調査が示すとおり、半数以上の子供が教科を理解できないでいるという衝撃的な報告となってあらわれております。また、ことしは児童生徒の自殺件数は、戦後最高を記録しているではありませんか。
その十は、産業資本に奉仕する教育体系、選別教育の拡大、教科書検定の強化など、民主教育破壊の罪であります。(拍手) 以上、われわれ社会党は、今日まで、佐藤内閣の十大悪政の罪と呼び、糾弾してまいりましたが、佐藤内閣の失政は、なお以上の十悪にとどまらないのであります。